中古で買ったコードバンのチャッカブーツをキレイにするシリーズ第2段!
コバ周りをカッコよくしちゃおう!のコーナーです。
ぶっちゃけ、黒のコバインキなんて油性ペンでもOKだと思ったんですけど、つい酔って良いヤツをポチってしまいました。(反省)
今回使ったのは、Amazonで評判の良かったブートブラック(BootBlack)の「Edge Color BB」というやつです。
写真が多いので覚悟して見てくださいね。
コバ擦れすぎ問題
やっぱり靴ってコバがキレイだとカッコよくなると思うんです。
擦れ擦れのコバなんて見た目からして微妙ですし、かといってキレイに決まりすぎてても経年変化してる感じがなくて嫌だ。
というややこしい心情のもと、コバを塗っていきたいと思います!
いきましょう!
コバインキを塗る前にクリームを!
と、その前に、もののけ姫の乙事主様のように荒れたコバを一度鎮めなければいけません。
鎮魂の儀に必要なのはクリーム。
革を柔らかくできれば何でもいいんですけど、あまり出番のないデリケートクリームでいっか。みたいなチョイスです。
水分が多いのでコバを均すのも早い!
しゅしゅしゅのしゅーっと。
繊細なアッパーと違って、コバは丈夫な革なので勢いよくぶちまけられますね。
ここまで乾燥していたら、少し多めに塗っておいても大丈夫だと思います。
コバだけじゃなくて、革底もめっちゃ乾燥してますね。
へへ、こいつはやりがいがあるぜー。
コバを均してキレイにするよ
塗り終わったら、ブラシを用意します。
ん?なんでブラシ?
じつは、ブラシの裏の部分って、コバを均すのにすごくいいんですねー。
木と革だと、どう考えても木のほうが硬いのでこういう無理ができます。笑
あ、大事にしているブラシでやらないでくださいね。
コバの真ん中あたりから色が変わっているのがわかりますか?
こうやってコバの表面をブラシの柄で潰していって、指で触ってツルツルになればOKです。
全周が終わったら、つぎは細かいところを攻めていきましょう。
これまた表面がツルっとしてたらシャーペンとかでもいいんですけど、かっさ棒があるので使います。
こっちの尖ったほうを先にしてー
ブラシの柄で潰しきれなかったところを丁寧に均していきましょう。
ミスって靴本体にダメージが入らないようにしてくださいね。
本場だと靴にサランラップみたいなやつを巻くみたいですが、今回はそこまでやりません。
ここが一番難しいです。靴と近すぎてビビります。
諦めるのも一つの手ですね。
もしくは専用品を作るのも良いかな。
なんということでしょうー♪
冬場のカカトぐらいガッサガサだったコバが、ここまでキレイになりました。
もうこのままでいいんじゃないかって錯覚しますが、一応ブログに書くためだけに続けます。
靴底にもクリームを塗ろう
靴底もカッサカサでかわいそうなのでクリームを塗っておきます。
寿命的に考えると、ここだけは靴底専用のクリームを塗ったほうがいいですね。
僕は気にせずデリクリですが。
こんな感じで全体に塗っておきます。
たぶん保湿無しでも割れないだろうけど、ここまで乾燥してたら怖いので一応・・・ね。
コバインキを塗っていくよー!
今回の主役、ブートブラックのコバインキです。
ちなみに、靴用品で有名なコロンブスの商品で、ワンランク上のものがブートブラックシリーズになるそうです。
比べたことがないので、普通のやつとの違いはしらないけど見た目がカッコいいよね☆
後から写真を見返していて気がついたんですけど、これ絨毯の上でやる作業じゃないですよね!
みなさんは机の上など、こぼしても安心なところで作業してください。
蓋にスポンジがついているので、何も用意しなくても普通に塗れます。
これがめちゃ塗りやすくて便利。
薄塗りしたくても、ドバっとインクが付くので注意が必要です。
あと、靴に絶対に付かないようにしてください!
この塗り方だと半身しか濡れませんね。
時短はできないので諦めてください。
乾いた状態のアップです。もう2回塗れば凸凹も埋められそうな感じ。
あ、でも個人的にこれぐらいが丁度かなーと。
コバインキは初めて使うので今回は厚塗りを避けて、2回目以降のメンテで完成するようにします。
乾いたら磨いて完了です。
そんなに光るわけでもないので、乾き残りを拭ったらOK。
最初のクリームでキレイに下地を作っていると、もっと完成度を高められたかもしれませんね。
反対側も同じように
表面が乾いたら裏も塗りましょう。
どちらが裏で表なのかはわかりませんけどね!
表面で手間取ったせいもあるのか、裏はスパーンと終わりました。
ちょっと投げやりになってくるので気をつけて!
靴にインクが付くと取り返しのつかないことになりますので。
いい感じで塗れました。
と思ったら、塗り残し発見!
まじかーーー!!!
一部だけ塗るとめっちゃ目立つので、もう一回ヒール部分だけ塗り直しました。
ヒールが黒いとセクシーですね。
乾いたら全周を軽く磨いて終了です。
お疲れ様でした。
まとめ
左がコバインキ、右がクリームだけ、です。
どっちも違った良さがありますが、コバがキレイな靴ってカッコよさが3割増しになります。
お洒落は足元から。
靴はコバ周りから。
たまには気合を入れてコバを磨くのもいいですね。
おまけ
靴底にもコバインキを塗っておきます。
見られるところじゃないので自己満ですねw
・・・カッコいい!
靴の裏まで気を抜かない。男の中の男やでーーー!!!
うわー!オシャレ of オシャレ!
ここまでビシッと決まれば日頃のストレスがすべて吹っ飛んでいきます。
お酒でも飲みながら眺めるのもいいですね。
最高です!