前回、JRPのバイク用グローブを手に入れた話をしましたが、大事なグローブなので長持ちさせたいんですよね。
ということで、長く使いたいから使用前にオイルアップをすることにしました。
定期的にやればもっと長持ちすると思いますよ。
僕はかなり革に詳しい方だと思うので、今回は裏技的なメンテ方法を共有したいと思います!
本革グローブにはワセリンで十分でしょ?
ワッセッリーン!ワッセッリーン!
ということでさっそく、秘密兵器のワセリンを持ち出します。色々使ってきたんですけど、やっぱりコイツが最強なんですよ。
とにかくオイルが抜けにくいんで、とくにこだわりがなければコイツを塗っておきましょう。マジオススメです!
バイク用グローブなんて、炎天下から氷点下まで様々な環境で過酷に使われるじゃないですか!
このワセリンを塗っておけば大丈夫なんです!!!
ワセリンで十分だと思うマジメな理由
革にはニベアだ、ラナパーだ、マスタングペーストだ、という意見が色々ありますが、じつのところ油分ならなんでもオッケーです。
革っていうのは基本的に、物理的なダメージを除いて、オイル(油分)さえ入っていれば劣化しません。
ですが、バイク用グローブに使うなら、一番最適なのがワセリンなんです。
ワセリンを使うと革から油分が抜けにくいんですよね。
余分な成分が入っていないおかげで塗りすぎても革が柔らかくならないし、これほど最適なオイルをほかに知りません。
固形だから塗るのが若干めんどくさいというデメリットはありますけど。
オイルアップ開始ー!!
というわけで、ワセリンをザックリ適当に指ですくって、ササーッと塗っていきます。
ハンドクリームを塗るイメージでオッケーです。
両方一気に塗るよりも、片方ずつ手袋をはめて塗ると塗りやすいデス。
余分なワセリンが、机とか椅子につくと後からベトベトするので気をつけましょう!
ベットベトになったらオッケーです。
そのままビニール袋などにいれて3日~1週間ほど放置してれば、革がオイルをゆっくりと吸い込んでいきます。
気温によって完了するまでの時間が変わりますけど、ワセリンは他のクリームと比べて粘度が高いので、吸い込むのに時間がかかるんですよね。
「それでは時間がかかりすぎる!困る!!」
という人のために裏技を使ってみることにしましょう!
ハロゲンヒーターを取り出してきました。
ある程度の熱が出るものならなんでもいいんで、ファンヒーターや、ドライヤーでも大丈夫です。
革といえどタンパク質です。あまり熱を加えすぎるとダメになるので注意しましょうね。
遠火にして、ワセリンが水っぽくなるぐらいがちょうどいい感じの距離です。
いい感じに吸い込んでいきます。こういうのって男心にグッとくるものがありますね。
いつまで経っても吸い込まなくなったら許容量を超えているんで、ティッシュで拭いたり、ブラシを使って伸ばしてみるといいです。
ワセリンなので、手で擦ってみても良いんですよ。余分なオイルがハンドクリーム代わりになってシットリします☆
出来上がったものがコチラになりますー☆
めんどくさくなって一回で仕上げたせいか、若干べとつきがありますが気にしません。
手にはめてオイルアップしてたのでフィット感が増しました。
三次元的な形状に変わっていますね。
使う前からめちゃくちゃ馴染んでしまいました。これはこれで面白みに欠けるなぁ。
→がビフォー、←がアフターです。
その差は一目瞭然!
使いながら経年変化させていきたかったような気もしますが、手間が省けてラッキーと思うことにしました。
そういえば今更ながら、使う前にオイルアップするの初めてです。
こんな感じになるんですね!
このクッタリと使い込まれた感じが新品とは思えません。
歴戦の猛者みたいな貫禄がありますね☆
右手側もオイルアップが終わりました。
どうみても新品にみえなry
ここまでやって写真撮りながらやって20分ぐらいです。お疲れ様でした♪
まとめ
これみて勘違いする人が出てきたら困るのでちゃんとした話を最後に。
この馴染み具合ってワセリンの効果もあるんでしょうけど、元々の革が柔らかくて馴染みやすい革なんですよね。
たぶんどのオイルを塗っても普通にこんな感じになりそうです。
ということで、最初のメンテナンスが終わったんで、次は初陣ですね!楽しみです!!