収入的にも少し余裕を持つことができるようになれば、ビジネススーツにもこだわりを持つようにしたいところです。
ビジネススーツは基本的には休日以外には毎日着用するものです。30代になったら、ワンランクアップした大人のファッションを手に入れたいところですね。
今回はオーダースーツについて、詳しくご紹介していきます。
オーダースーツと既製品の違いは一目瞭然
ビジネススーツは分かる人が見れば良し悪しがすぐに分かってしまいます。中でも、すぐに分かるのがオーダーしたスーツです。
オーダースーツとは、洋服のテーラーに依頼して作る自分だけのオリジナルのビジネススーツのことです。
オーダースーツは、自身の体型に合わせた仕立てを行ってくれますので、フィットした着やすいビジネススーツを着用することができます。また、デザインなども一から作り上げることが可能なので、オリジナリティのあるビジネススーツです。
オーダースーツと一言で言っても、実は様々な種類があります。ここからは、オーダースーツの種類について説明します。
セミオーダーとは?
セミオーダースーツのセミとは、ラテン語で半分という意味です。したがって、そのままの意味で解釈すると「半分だけオーダーするスーツ」ということになります。
セミオーダースーツは、一から全てを作り上げるのではなく、ある程度決められた中から体型に合わせたものを作るオーダースーツです。
セミオーダースーツは、パターンオーダースーツとも呼ばれます。これはある程度決まっているパターンから消費者が選べることに由来しています。
セミオーダースーツは、既製品と比べて体型にフィットしたビジネススーツを作ることができるので、着用していて違和感がありません。体型にフィットしていますので、動きやすく歩くことが多い営業職の方には最適です。
セミオーダースーツの価格帯は?
セミオーダースーツは、一から作るわけではありませんので、既製服に近いとも言えます。また、工場で大量生産して作られるので、オーダースーツの中ではかなり安価に購入することができます。
ビジネススーツのチェーン店でもセミオーダースーツを利用することができるところもあり、安ければ10,000円台から20,000円台で購入することができます。
イージーオーダーとは?
イージーとは簡単という意味ですので、直訳すれば「簡単なオーダースーツ」ということになります。こう聞くとあまり品質が良くないと感じるかもしれませんが、そのようなことはありません。
セミオーダーの場合は、型紙を自身の体型に合わせて作るということはしません。ある程度決まっている中から選ぶことになりますので、標準的な体型の方に向いているオーダースーツです。
一方、イージーオーダーは、型紙を自身の体型に合わせて作ることになりますので、非常にフィットしたビジネススーツを作ることができます。
イージーオーダーは、手作業で型紙を作るのではなく、コンピューターを使用してフィットした型紙を作成します。したがって、フルオーダーより短い期間でオーダースーツをつくることができます。
スーツのカラーや生地、デザインなどに関しても自身が気に入ったものから選ぶことができます。ただし、この選択肢はテーラーによって違います。非常に多くの種類から選ぶことができるところもあれば、種類は数種類だけのテーラーもあります。
カラーや生地にこだわりたいときは、事前にどのような種類があるかテーラーに問い合わせるようにしましょう。
イージーオーダーの価格帯は?
料金ですが、セミオーダーとは違い多少高くなってしまいます。また、テーラーによって料金が幅広いのも特徴です。
安いところでは50,000円前後から、高いところは200,000円ほどするところもあります。生地やデザインによって価格が変動しますので、予算に合わせたものを選ぶようにしましょう。
フルオーダーとは?
フルオーダーは、まさしく職人の技で作り上げることになるオーダースーツです。職人が採寸して型紙を作り、スーツを縫い上げて作ることになります。
まさしく「究極のオーダースーツ」と言えるでしょう。人の手で作ることになりますので、細かなところまで手が届く素晴らしいオーダースーツを手に入れることができます。
自分の体形に合わせたフルオーダースーツは、そでを通せばその違いにハッとすること間違いなしです。また、見た目も既製品とは全然違います。
その理由は仮縫いにあり、仮縫いを行うことによって体型を把握することができます。違和感のない自然な補正を行うことができるので、着用する人の生活や仕事に合わせたビジネススーツを作ることができます。
型紙もパーツに分けて丁寧に作り上げ、裁断はハサミを用いてフィットした形に仕上げます。フルオーダーでビジネススーツを作る際には、そのコストに見合うだけの生地を使用することが一般的です。
安い生地をフルオーダーで作っても、正直なところあまり意味はありません。高級感のあるデザインや生地をフルオーダーで作るからこそ、本当の意味があると言えます。
フルオーダーの価格帯は?
料金についてですが、テーラーによって多少バラつきはありますが、200,000円前後で作ることができるところが多いです。
※生地選びでかなり価格はばらつきます。安い生地を使った業者であれば、10万円かからないことも。
しかし、フルオーダーのスーツの料金はこだわりだすと青天井です。有名なテーラー、ブランドの生地などこだわるポイントがたくさんあり、世の中には1,000,000円を超えるオーダースーツも普通にあります。世界に一つだけのスーツを作ることができるのが、フルオーダーの魅力です。
男性なら1着は上質な記事のフルオーダースーツを持つことに憧れますね。
30代のビジネスマンはどのタイプのオーダースーツがおすすめ?
個人的な考えですが、30代になってワンランク上のビジネスファッションを目指すのであれば、普段使いのスーツの半分はイージーオーダーのスーツでそろえたいところです。
また、1着は自分のこだわりのフルオーダースーツもあると最高ですね。
スーツは何着持っていればいい?
1シーズンのスーツの数は理想としては5着欲しいところです。平日5日間、毎日違うスーツを着てローテーションを行うことで、スーツをクリーニングに出す頻度も減り、劣化を防ぐことができます。
1~2着を着つぶしていくよりも、複数着のスーツを着まわすほうが実はコストパフォーマンスも高いといわれています。
予算が許すのであれば、セミオーダー2着、イージーオーダー2着、フルオーダー1着の5着を揃えたいです。
オーダースーツを体型維持のモチベーションに
30代を境に、男性は体型がどんどん崩れやすくなります。筋肉は衰え、おなか回りやお尻周りに脂肪がついて・・・・これは、40台になったら余計に加速します。
だからこそ、30代のうちにいい体形を手に入れ、そのベストな状態でフルオーダーのスーツを作ることがダイエットや体形維持のモチベーションにもつながると思います。
30台で買ったフルオーダーのスーツを40台になっても着れるような男になりたいです。(願望)
まとめ
スーツは体にフィットしたサイズのものを着るのと既製品を着るのでは印象がかなり変わってきます。
太りそうだからゆとりのあるサイズを・・・・と考えてしまいがちですが、おしゃれなビジネスファッションを目指すのであれば是非オーダースーツに挑戦して、いつまでも着れる体型を維持できるように頑張りましょう!
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