今回は独断と偏見で30代のビジネスマンが仕事で使う腕時計のおススメブランドと代表的なモデルについてご紹介します。
ビジネスシーンで利用する事を考慮して、下記のポイントを重視して選びました。
- 質実剛健な印象かつ、高級感がある事
- スーツにあう腕時計である事
- 取引先で見られても嫌味っぽくならない事
- 20代では似合わない、大人の雰囲気がある事お
- 所有する喜びをもたらしてくれる事
- 予算は正規品定価で30万円~100万円
腕時計は、好みやセンス・TPOなど色々と判断要素があるため賛否両論あるかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください!
と見せかけて、実際は僕の持っているスピードマスターをみんなに布教するだけの記事になっています。お気をつけください。
※今回のリンク先はすべて楽天です。楽天はAmazonと比べてハイブランドは審査が厳しく、偽物を掴まされる確率がほとんどないからです。
オメガ(OMEGA)
オメガはスウォッチグループの有名な高級腕時計ブランドの一つ。
オリンピックのオフィシャルタイムキーパーということで、信頼感もバッチリ。
スイスメイドの高級腕時計といえばロレックスと並び抜群の知名度を誇っていて、たびたびロレックスとオメガは購入検討の際に比較される事が多いです。
- クロノグラフタイプではNASAのアポロ計画で唯一宇宙で使われ続けている時計「スピードマスター」
- 3針タイプのダイバーズウォッチでは映画007でジェームズボンドが使用する腕時計として有名な「シーマスター」
など、歴史とメディアを戦略的に利用してブランドイメージを確立している高級腕時計メーカーです。
愛用している有名人はたくさんいますが、個人的には素潜りの第一人者、ジャック・マイヨールがシーマスターを愛用していたというエピソードが好きです。
オメガ「スピードマスター プロフェッショナル」
僕が使っている時計がこれ、NASAの有人飛行ミッション全てに使用されてきた唯一の時計「オメガのスピードマスタープロフェッショナル」です。
歴史的な偉業、月面着陸の際にもつけられていたことからムーンウォッチの愛称で広く知られているモデルです。
宇宙は男のロマン、この一言に尽きます。
高精度、視認性、堅牢さを追求したモデルで、まさに質実剛健の一品といえるでしょう。
スピードマスタープロフェッショナルのオリジナルは、
- 宇宙空間で使われる事を考慮してプラスティック風防(ガラス飛散防止)
- 手巻き(無重力空間では自動巻きは不向き)
という大きな特徴があり、中のムーブメントも当初から大きな変更も無く、現在まで月面着陸当時を踏襲したモデルの販売が続けられています。
ただし、スピマスに関してはオリジナルモデルよりも、サファイアガラス風防で裏がシースルー(通称:裏スケ)になっているものをオススメしたい。
というのも、ビジネスシーンで使うならプラ風防だと気を使いすぎますから。
無重力状態では無いので傷がつきにくいサファイアガラス風防の方が見た目を綺麗に保てます。飲み会にも気軽につけていけます。
シースルーモデルは裏蓋が透明になっていて、オメガの歴史ある美しいムーブメントを眺める事ができます。
これぞ時計好きが選ぶ実用的なスピードマスターでしょう。
スピマス最高ですよ!!!
こちらが僕の使っているスピマスです。
大きすぎず、小さすぎず、重すぎず、軽すぎず、高級すぎず、貧相でもない。
最高のバランス感覚だと思います。さすがオメガ!
オメガ「シーマスター アクアテラ」
シーマスターの中ではシンプルでドレッシーなイメージがあるアクアテラ。
スーツに合わせるのにとても良い時計だと思います。腕の細い人にも似合いますね。
アクアテラは、クオーツモデルと自動巻きのモデルがありますが、個人的にはせっかく買うなら自動巻きをぜひ買ってほしいなぁと思います。
シーマスター「プラネットオーシャン」
オメガのダイバーズウォッチの代表格。ゴツめのデザインでボリュームがありますが、スーツにも合うモデルだと思います。
600M防水はビジネスシーンでは完全なるオーバースペックです。笑
ロレックスのサブマリーナとよく比較される人気のシリーズですね。2016年にシリーズが一新されました。
ロレックス(ROREX)
30代~40代のビジネスマンから圧倒的な支持を集めているロレックス。
ただ、良くも悪くもロレックスのイメージと知名度はトップクラスなので、取引先との商談の際などに偏見の目で見られたり身分不相応だと思われる場合があります。
見ただけである程度の金額がわかるため、中小企業のサラリーマンとかだとTPOに合わせにくいんですよね。「これ、高そうに見えて安物なんですよ」が通用しない空気感というか。
そういうところが良くも悪くもロレックスだと思います。
じつは僕も、ロレックス=成金っぽい、派手っぽいという先入観でなんとなく避けていたのですが、実際に手に取ってみると質実剛健なカチっとした雰囲気や細部までこだわった美しさ、タフなボディなど魅力がたくさんあります。
なによりもムーブメント生産の機械化・自社生産、オイスターケースの堅牢性の高さからくる品質の高さは、値段以上である事は間違いない一流腕時計ブランドです。
とはいえ、一部モデルはプレミアがついて定価以上の値段で売れるため、転売が横行して手に入れるのが難しくなっています。
ロレックス「サブマリーナー」
ロレックスと言えばサブマリーナと言われる程人気のモデル。
一応カテゴリー的にはダイバーズウォッチなのですが、ビジネス・カジュアル問わず、どんな格好でも似合います。
ずっと変わらないフェイスデザインも、完成されたデザインの証であり、今後もロレックスの定番中の定番として人気を保ち続けるであろうモデルです。
ロレックス「エクスプローラー」
サブマリーナと比べて堅実で真面目な印象を受けるため、よりビジネスシーンで合わせやすいです。
デザインもベーシックでシンプル、ボリュームも少なめ。
あまり嫌らしさがなく、長く愛用できる時計の一つです。
ロレックス「エアキング」
ロレックス入門機と良く言われる比較的安価なモデル。
主張しすぎないデザインとケースサイズで、腕の細い男性にも似合いますし、何よりスーツとの一体感があります。
IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)
IWCはリシュモングループに属するスイスの時計ブランドです。
スイスの時計ブランドですが、スイスらしくない装飾を排したシンプルなものが多く、 耐久性に優れた大型なムーブメントが特徴。
ロレックスやオメガと比べると、シンプルで洗練されていて美しい、インテリの雰囲気が漂う大人の男性に似合う時計でしょう。
個人的に、次はIWCを手に入れたいと虎視眈々と狙っているので、説明文には主観が混ざりまくります。笑
IWC「ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック」
インターといえばポルトギーゼ!
嫌味のないこのルックスが、スーツとの相性良すぎて悶絶します。
革ベルト、白文字盤、美しいの一言に尽きます。もはや芸術の粋に達していますよね。
高級感があるのに時計が好きな人しかわからないぐらいの知名度なので、営業職でも全然つけていられるのも好ポイント。
ポルトギーゼも、ほかのハイブランドの時計に負けないぐらい素晴らしい歴史をもっています。
フェイスのサイズ感が難しいので、もしネットなどで実物を見ずに買うときは気をつけてください。
Grand Seiko(グランドセイコー)
グランドセイコーは、みなさんも知っているセイコーの中で最上位ラインになります。
じつは、ブランド名ではなくてシリーズ名です。
- 「最高の普通」
- 「実用時計の最高峰」
という最高に普通な腕時計というコンセプト。しびれますね。
品質ももちろん、シンプルで洗練されたデザインはビジネスシーンでも活躍する最高の実用時計の一つ。
僕も最初はグランドセイコーが欲しくて時計屋までいきましたが、いざ試着してみると少し物足りなさを感じてしまって諦めたことがあります。
いぶし銀のような渋さがあるため、つける人を選ぶ時計だと思います。
セイコー 「グランドセイコー メカニカル SBGR-053」
シンプル・オブ・シンプル!
ギラギラと主張しないため、どこの場にいっても自然に溶け込む定番のスタイルです。
どこを取ってもスキのない質実剛健な作りに、日本の最高峰ブランドの意地を感じますね。
THE CITIZEN(ザ・シチズン)
シチズンの高級ラインであるザ・シチズン。グランドセイコーと同じくシリーズ名になります。
「どこからでも見やすく、正確に時を刻む腕時計」をポリシーとした高級ライン。
デザインは極めてシンプル。洗練されたデザインは無駄がなく、飽きのこないデザインといえます。
主張が少ないためビジネスユースでおススメです。
また、
- 購入後10年間の自然故障に対する無償保証と無償点検
- 生涯に渡る修理対応
品質に絶対の自信をもっていて、メイドインジャパンの真髄を感じさせられますね。
シチズン「ザ・シチズン AQ4024-53Y」
ここまで自動巻きの時計ばかり紹介してきましたが、シチズンの真骨頂はエコドライブ、つまりソーラー充電です。
このエコドライブが年差±5秒というわけのわからない機能性なので、時間に厳しいビジネスユースにピッタリ。
また、シチズン独自の反射防止の風防に加えて、文字盤が和紙なので時間が見やすいのが特徴。
シンプルながら、土佐和紙文字盤が使われているなど遊び心に溢れた一品です。
今回除外した高級腕時計ブランド
もちろん他にも高級な腕時計ブランドはたくさんありますが、ビジネスシーンにそぐわなかったり、目ん玉飛び出るくらい高すぎたりと現実的でないものについては除外しました。
どのブランドも素敵な時計がたくさんありますので、機会を見つけてご紹介したいと思います。
高すぎ部門(雲の上系)
- パテック・フィリップ(Patek Philippe)
- オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)
- ブレゲ(Breguet)
- バシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
世界三大高級時計メーカーなど、30代リーマンが持ってたら社長がキレかねない時計です。
派手過ぎ部門
- フランク・ミュラー(FRANCK MULLER)
- ウブロ(Hublot)
スーツであわせて仕事するにはちょっと個性が強すぎる面々
ゴツ過ぎ部門
- ブライトリング(BREITLING)
- パネライ(PANERAI)
カッコいいんですがゴツ過ぎて仕事では使いにくい。ずっと付けていると筋トレの代わりになりそうです。
TV関係やITベンチャー等の個性を発揮してOKな職場ではつけてる方が多いですね。
まとめ
振り返ってみると私個人のOMEGA愛(特にスピードマスター)が溢れすぎていてバランスの悪い記事になってしまいました・・・・
機械式腕時計は決して安い買い物ではありませんし、せっかく買ったのなら毎日仕事で使いたいもの。
ということで、まずは仕事場で違和感なく使える質実剛健なイメージの時計を選んでみてはいかがでしょうか?
リセールのいいものを中古最安値を狙って買えば、実質無料で使えるのも高級時計のいいところですね。