「ビキッ。」え!?なに!?こ、腰がヤバい。
いつもと同じように朝目覚めると、電流が走ったように腰に違和感を感じる。
なぜか起きられないほど腰が痛い。ちょっとでも動くとまるで刺されたかのような鋭い痛み。
なんで?子供の準備に、自分の支度もしないといけないのにちょっとでも動くと腰が砕けたような激痛が襲ってくる!
混乱と痛みに耐えながらもなんとか這うようにベッドから抜け出し、しばらくリビングに横たわっていると少し痛みが収まってきたので、なんとか子供を保育園に送っていけました。
という非常事態が、週に3回は発生するようになってきたので、これはなにか原因があるに違いないと確信しました。
目次
ネット、本いろいろ調べたけど腰痛の原因がありすぎる
調べに調べ尽くした結果1つの結論に至りました。
腰痛の原因は人により全く違い、全く分からないということです。
主な原因は以下のことらしいんですが、コレ以外の原因も数え切れないほどありました。
- 骨盤の歪み
- お酒の飲み過ぎ
- 姿勢の悪さ
- 運動不足
- 筋肉
- 骨の老化
- ヘルニア
- 風邪
- 病気
- ストレス
そして驚いたのは「約85%の腰痛が原因不明」であるということ。
100人腰痛に悩む人がいれば85人は原因が分からないまま「腰痛症」と診断されるそうです。
残りの15%の人は原因があり病名がつきそれに対する処置を受けることができます。
メディアにはいろいろ取り上げられているけど結局は他人の1例に過ぎないんですね。
病気の可能性は?腰痛ってこんなに痛いの?
今まで体験したことのない痛み。これってもしかしたら病気では?と不安になりました。腰痛で考えられる病気は、
- 胃潰瘍(いかいよう)
- 十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)
- 肝硬変(かんこうへん)
- 腹部大動脈瘤(ふくぶだいどうみゃくりゅう)
- 膵炎(すいえん)肝硬変(かんこうへん)
- 胃がん
- 大腸がん
- 肝臓がん
- 膵臓がん
- 腫瘍(脊髄腫瘍・脊椎腫瘍)
などお腹周りの病気が多くあるようです。
私は中学生のとき「悪性の肉腫(がん)」が背中にできていて、大掛かりな手術と地獄の抗がん剤治療の経験があるのでさらに危機を感じました。
もし病気だったら、もしガンだったらどうしよう。子供も小さいし、仕事もできなくなる。
そこで私は、自分ではいくら調べても原因なんて分からないと思い整形外科で調べてもらうことにしました。
整形外科で検査。先生から「ん〜、腰痛症でしょう。」原因不明だった
取りあえず重大な病気ではなさそうで一安心。
問診と身体検査、X線検査で骨などのズレがないかを確認してもらい異常はないとのこと。
ただ先生が言い放った一言が忘れられません。
「朝腰が痛いぐらいでこられてもね〜」ですって。
この医者絶対腰痛になったことないだろ!だから病院は嫌なんですよね。
結局、湿布と痛み止め(ロキソニン)を処方してもらうだけで帰宅。
鍼灸、整体は気持ちいいけど1週間ほどでまた朝腰が痛くなる
西洋医学がだめなら東洋医学だ!と思いよく行く鍼灸と整体に行くことに。
「かなり張ってますね。筋肉がカチカチになってますよ。」と先生にお叱りを受けほぐすマッサージと鍼をしてもらいました。マッサージってすごい気持ちいいんですよね。
マッサージ後は腰が浮いたような軽さを手に入れこれでもう大丈夫!と思っても1週間経過するとまた朝の腰痛が発生。
ふたたび整体の先生の施術を受けに行くことに。
「腰痛は低反発ではなく高反発のマットレスがいいですよ。寝る姿勢も横向き寝を意識してみてください。」
と教えてもらいました。
私の使っているマットレスは10年前にネット通販で買った格安ボンネルコイルマットの上に低反発のトゥルースリーパーを敷いて使っています。
調べてみると、ボンネルコイルは耐久性は高いけど腰に結構負担がかかかるようです。10年使っているから耐久性も落ちさらに腰に負担がかかっているでしょう。
さらに腰が沈み込みやすく寝返りが打ちづらい低反発マットレスを使っているから相当な負荷が私の腰を痛めていることになっています。
さらに寝る姿勢は反り腰で寝ていることが判明。
腰の過度な沈み込み、寝返りが打てない、反り腰。まずはこの3つを変えてみようと思いました。
とりあえず横向き寝で反り腰の改善をした
寝方は3種類あり仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝。これは誰でも知っていると思います。
うつ伏せ寝は、腰が反りまくるので除外。仰向け寝は、どうしても腰の間に隙間ができてしまい寝ている間も腰が痛くなるので、他の寝方と比べ腰痛や反り腰に効果的な横向き寝にすることにしました。
横向き寝で腰が反らないように、膝と背中を少し丸めた姿勢を意識して寝るようにしました。
それから1週間ほど意識して横向き寝をしてみて、あることに気が付きました。
まさか寝返りほとんどしていない?マットレスの沈みすぎも原因かも
今まで気が付かなかったのですが、寝姿勢を意識するようになり寝返りをほとんどうっていないことが分かりました。
ヘタリがひどいマットレス上に低反発マットレスで体が沈み込み寝返りをうてなくなっていました。
寝返りを打たないと同じ場所に負荷がかかり続けるので、体のズレや圧迫で腰痛の原因になってしまいます。
つまり、自然に寝返りができる程よい硬さのマットレスが理想ということ。
私の使っている低反発マットレスは体を包み込むように安心して眠れるメリットがありますが、体が沈み込んでしまう分寝返りが打ちづらいデメリットがあります。
例えば、無印のロングセラー商品「人をダメにするソファー」を想像してみてください。
名前の通り、座るとお尻や体が沈み込みすごく気持ちいいですよね?
でも、いざ立とうとするとどうしても力が入ってしまいます。反発力が低いと立ち上がる時に「よっこいしょ」と力を入れないと起き上がれないんです。
寝返りも同じで、低反発素材が力を吸収してしまうので、寝返りを打てなくなるだけでなく必要以上の無駄なエネルギーを使うことに…。
よし。この機会に古くなったしマットレスを変えてみよう。
マットレスは寝心地は低反発、腰のすっきり感は高反発がいい。
早速新しいマットレスを買い替えるためネットや寝具店で情報を集めました。腰痛の人向けマットレスを選ぶときのポイントは
- 自分の体重に合った硬さと反発力
- 体圧分散に優れている
- 寝返りのうちやすさ
- 底づきしない厚さ5cm以上
とりあえずこの4点を抑えておけば間違いないです。
この条件でマットレスを選ぶと、高反発マットレス一択になります。
高反発マットレスは、腰が沈み込みすぎない、体圧分散に優れている、寝返りがうちやすい、腰痛の私にとって必須な性能があります。
デメリットは、値段が高めなことと、寝心地が硬く感じること。
朝のあの恐怖をなんとかできるなら多少のデメリットは問題ありません。
高反発マットレスの種類は主にボンネルコイル、ポケットコイル、ノンコイルの3種類あります。
ボンネルコイルマットレス
連結している分耐久性に優れ、マットレスの中でも硬めで長く使えます。
コイル同士を連結している構造で、面で体を支えるようなイメージです。
正し、体が「Uの字」に沈むので腰への負担が大きく、腰痛もちの人は選ばないほうがいいと思います。
腰に負担がかかるはずなのに、面で支える感覚、硬さ、寝返りの打ちやすさ、価格の安さから腰痛の人が勘違いして結構人気があるらしい。
ポケットコイルマットレス
コイルを一つずつ袋に入れているタイプ。一つ一つ独しているので体の部位に合わせ理想的な姿勢をキープしてくれます。
ボンネルコイルのように「面」ではなく「点」で体を支えるイメージ。
スプリングが独立しているのでやわらかく感じますが、ボンネルコイルと比べると負荷が偏るのでボンネルコイルより耐久性は劣ります。そして重く折り畳めない。
サイズによりますが玄関に入らないレビューもありました。
ノンコイルマットレス
高反発マットレスと言われればノンコイルマットレスをイメージしている人が多いですよね。
その名の通りコイルを使っていないマットレスのことで、有名なトゥルースリーパーやテンピュールなどでも使われているウレタン素材で作られています。
特徴は、体圧分散がすごい、ポケットコイルより細かい点で支える、適度な硬さで理想的な寝姿勢をキープできる、寝返りをサポートしてくれるなど腰痛の人向けに作られているマットレス。
デメリットは素材の密度が高く通気性がイマイチなところ。
ただ最近は通気性もいいマットレスも開発されているので底まで心配する必要はないようです。
折りたたみ可能で陰干しもしやすい。
ボンネルコイルは腰によくないようなので、ポケットコイルか高反発ノンコイルのどちらにしようか。
高反発ノンコイルマットレスを選んだ
マットレスを選ぶ上で一番不安なことって、寝具店で試しに寝てみたり、どんなにネットで調べても結局は本当に寝てみないと自分にあうか分からないってことではないでしょうか?
結局数日寝てみないと本当に自分に合っているか分からない。
このマットレスじゃないから違うものを買おう。なんて私にはできません。
ノンコイルマットレスには、自分に本当に合ったマットレスか確かめるお試し期間が付いているものが多くあります。
対して、ポケットコイルマットレスにはこのお試しはありません。
ただ保証を比べると、ポケットコイルマットレスのほうが保証期間が長いです。保証10年間とかもありました。
ノンコイルマットレスは1〜3年ほどしかありません。保証が長いに越したことはありませんが、それでも私は自分に合うマットレスを確かめられる高反発ノンコイルを選びました。
お試し期間がある以外の選んだ理由としては、
- 腰が沈みすぎない反発力がある
- ポケットコイルより細かい点で支えるので腰に負担がかからない
- 寝返りを打ちやすいちょうどいい硬さ
- 手入れが楽(折りたたんだり、陰干ししやすい)
- 睡眠の質を上げる寝心地の評価が高い
など、朝の腰痛だけでなく腰の痛みで悩んでいる人にとっても理想的なマットレスだと思います。
寝心地は想像以上。朝腰が軽くなり不安ストレスから開放された。
高反発マットレスのデメリットは、床にそのまま布団を敷いたように硬くて寝心地がイマイチと言われています。
ですが実際マットレスに寝転んでみると、あれ?思ったより全然寝やすいしフィット感もある!と感じました。
あまりにいい寝心地だったのでそのまま寝てしまい、ふと目が覚めて起き上がると、軽々とスッと起き上がれたんです。
いままで低反発マットレスを使っていたこともあると思いますが、起きた時の腰の軽さにビックリしました。
もちろん痛みありません。それから3カ月使ってみましたが、1週間に3回はあった寝起きの激痛がなくなり、スッキリ起きられるようになり睡眠の質も上がったと感じています。
言いすぎかもしれませんが、マットレス1つでこんなにも寝起きが変わるなんて思いもしませんでした。
もっと早く買い換えれば良かった。
いろいろ試して分かったのは「マットレス」と「寝方」で朝腰の激痛はなくなった。
これまで腰痛とは無縁の私でしたが、まさか起き上がれないほどの腰痛を体験するとは。痛みの苦しみやまたいつなるかわからない不安がこんなにもストレスになるとは思いませんでした。
このつらさはなった人にしか分からないと思います。
激痛になって、同僚が腰痛で会社を休んだとき「たかが腰が痛いだけで休むなんて。」と思ってしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ない。
私は、マットレスを変え、寝方を改善することでかなり良くなりましたが、またあの痛みを繰り返さないために日々、ストレッチをしたり日中の姿勢を正す講習に参加しています。
マットレスを変えるだけですぐ腰痛を改善はできませんが、選び方さえ間違わなければ改善により早く近づくことはできます。
病院での検査は原因不明だったのですが、もしかしたら重大な病気などがあるかもしれません。
必ず一度は病院で検査してもらいましょう。
諦めかけた人に人気!高反発マットレス「モットン」を試してみてください
「腰の痛みをできるだけ早く改善したい」腰痛改善のためにマットレスを買い換えたいけど、どのマットレスを選んだらいいのか、すごい悩んでしまいます。
せっかく新しいマットレスにしたけど、イメージを違ったり、さらに悪化したら後悔してしまいますよね。
「腰痛のための本当に良いマットレスってないかな?」
そんなあなたにおすすめなのが、「高反発マットレスモットン」です。
「高反発マットレスモットン」は、自分に合った硬さを選べて理想の寝姿勢をキープ、自然な寝返り打てる腰痛の人のために作られたマットレス。努力家で有名な元中日ドラゴンズの山本昌さんも使っているそうです。
睡眠の質を上げる寝心地の評価も高く、10万本以上売れています。
さらに90日間お試し期間で本当に自分に合っているか試すことができるので、より多くの人が満足しています。
私のように朝の腰痛で悩んでいる方はもちろん、慢性化している方、予防したい方はやってみる価値はあるはずです。
何もしないと腰痛は何も変わりません。ぜひ試してみてください。